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2013年4月25日木曜日

バイカー的防寒を極める③

バイカー的防寒を極める①はこちら

バイカー的防寒を極める②はこちら

バイカー的防寒を極めるにあたり、最終的な到着地点をどのレベルに定めるかについては、
バイカー諸氏それぞれではありますが、自分の目標レベルを言いますと、


「いついかなる 時でも思い立ったときに、(路面が凍っていない限り)旅立てる」
というレベルにあります。


その目標はすでに達成されていますので、今回は極寒期のロングツーリングにおける高速走行で実際に使用したレイヤーをご紹介したいと思います。

最大の連続走行時間(休憩あり):6時間30分
東京~仙台
走行距離:約370km(片道)

確認できた最低気温(零下5度)
時期3月上旬

体感温度は推定でマイナス25度から30度程度です。
高速走行時の体感温度に関してはネット上で詳しいものがありますのでそちらをご参考にしてください。
ちなみに体感温度に関しては、山で強風にさらされた一定の時間とか、そういう類のものではなく、
高速走行時はずっとというのがバイカーの宿命的状況です。
前回あげましたレイヤーとほぼ同じですが、
レベル1 ヒートテックTシャツ(ユニクロ)と綿のロンT
レベル2 ヒートテックフリースロンT(ユニクロ)とヒートテック系素材(イオンで買ったもの)のタイツ
レベル3 ダウンベストSサイズ(ユニクロ)・ダウンジャケットMサイズ(ユニクロ)
レベル4 ブロックテック・パーカ(ユニクロ)Sサイズ
(脚は米軍実物ゴア・テックスオーバーパンツXS-LONG)
レベル5 N2B(スピワック)サイズ30身幅50cm程度
レベル6 マウンテン・パーカ(ザ・ノースフェイス)サイズL身幅55程度cm
レベル7 ECECSタイプパーカ(スピワック)サイズS身幅57cm程度
上記が基本的なレイヤーです。
自分はサイズ的な問題から(それとデザイン)ユニクロはほとんど着ませんが、
上記のうちウルトラライトダウンベスト・ジャケット、ブロックテック・パーカに2点は非常に評価できると思ってます。

これがマイナス30度に耐えた基本的なレイヤーです。
逆にこれだけ着こまなければ耐えられないということです。(体脂肪率が高い場合・着込む枚数は変わってきますが)
さらに詳細に書きますと、
顔部分には自衛隊御用達CABクロージングのフェイスマスク(バラクラバ)
バンダナ2枚
胸部腕の付け根、おなか脇ばら付近、ももの付け根にホッカイロをつけ、ブーツにもホッカイロ入れてます。

さらに脚はヒートテック系素材のタイツの上にウールのももひき、普通のデニム、アウトドア用の完全防風パンツ、
その上から米軍実物ゴア・ゴアテックスオーバーパンツをはいています。
※ちなみに米軍実物ゴア・テックスオーバーパンツについては全く同じもののデッドストックをそのうち出品しますので、 よろしかったらご検討ください。
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これだけ履いて、着て、マイナス25度から30度を数時間走り続けれるのです。
ちなみに休憩時にはアイスを食べていました。

上記レイヤーに記載しました身幅はポイントです。
アウターの重ね着を検討するに当たり、サイズを少しずつ大きくしていく必要があるのです。
重ね着に当たっては表記サイズではなく実際の身幅を参考にして下さい。経験的には3cm~5cm上のサイズならまず大丈夫です。

ところで上記レベル5でN2Bと書いたことで自分がかっこいいと思っているアウターはばれましたが、
自分はN2Bのフードが分かれるタイプのもの(つまり実物と同じもの)が最高に気に入ってます。
ヘルメットに干渉しないという飛行機乗りのための特性はそのままバイカーにいかせるのです。
ダブル・フラップの防風性、見た目のかっこよさは抜群です。
それでは次回あたりはN2Bのかっこよさと実物ビンテージフライトジャケットの防風性・保温性についてでも書きましょう笑
それではまた!

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